自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です (【当ブログはアフィリエイト広告を利用しています】)

FCRとエアファンネル

 先日、カタナの故障個所の探求でイグナイターを手持ちの物と交換したのですが、ついでに以前使っていた35ΦのFCRキャブレター(35FCR)を押し入れの奥から引っぱり出してカタナに付けてみました。

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 39Φの方のFCRはちょっと手を加える予定があり、まだバイクに装着したくなかったのです。それと35FCRを引っぱり出したのはもう一つ理由があって、それはエアファンネルを付けて試してみたかったのです。

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初めてエアフィルターを使って思ったのですが、エアスクリューの調整はエアファンネルが邪魔しますね。いちいちエアファンネルを外さなければならないのでしょうか。ちょっと面倒です。または専用の工具(ドライバー)があるのでしょうか...

 

 

 FCRキャブレターは前車の750カタナのときから使い始めていて、そのときから一貫してK&Nのパワーフィルターを使い続けてきました。(街乗り、ツーリングの使用がメインだったので)

 1100カタナに乗り換えてからも35FCRは使い続けていたのですが、1100ccというエンジン排気量に対し35Φという口径のFCRキャブレターは小さすぎたようでジェットのセッティングにはずいぶん苦労しました。その要因の一つにパワーフィルターの使用もあったのではないかと考えていました。

 

 もしエアファンネルを使っていたらどうだったか?空気の流入が全然違うと思うのでジェットのセッティングは違っていたはず。そしてパワーフィーリングとかはどうだったか?やはりレーシングキャブレターにはエアファンネルが本来の姿でしょうし。

 丁度キャブレターを下ろしたので、エアファンネルを付けた35FCRを試すには良い機会です。

 

 35FCRには#OCEMQのニードルを組み込みました。クリップは4段目と標準位置。1100カタナで35FCRを使っていたとき、最終的には#OCETQの7段目(=#OCEMQの1段目)で落ち着いたのですが、エアファンネルならもっと濃い目で丁度良いのでは?と考えました。

 

 

 で、付けてみました。

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 ちょっと感慨深いものがあります。エアファンネルのキャブレターって硬派なイメージがあり、ちょっと憧れていました。

 

 

 さぁ!早速走ってみよう。

 ところがフロートチャンバーの接合部分からガソリンが漏れてきました。それもポタポタというレベルではなく、ダダ洩れです。パッキンが付いていないのではないかと思う程です。

 

 因みにここのパッキンはケーヒンの純正品ではなく安価な互換品を使用しています。39FCRにチェンジしたのが2015年で、それから6年経っているのでパッキンがダメになっていても不思議ではないのですが...

sword749.hatenablog.com

 

 とても走れる状態ではないので、クルマでバイク用品店に赴き、パッキンを買ってきました。幸いパッキンは4つの在庫がありました。やはり純正品は高くて1つ千円を超えますが、この際だからと思い切って購入しました。

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 パッキンを交換して仕切り直し。

 

 エンジンを掛けてみると調子は悪くない感じ。ギアを1速に入れてクラッチを繋げて走り出します。

 

 アクセルの開閉にダイレクトにエンジンが反応する感じ。39FCRがマイルドに感じます。そうそう、35FCRはこんな感じだった。

 

 広い通りに出て、アクセルをグイっと捻ってみると....ウハッ!こりゃ面白い!!

 アクセルにダイレクトに反応してゴワァ~~と豪快に加速していきます。そしてパワーフィルターを付けていたときよりエンジンのパワーフィーリングは良いように感じました。エアファンネルの吸気音も刺激的。

 のんびり流して走るにはアクセルワークが少し過敏な感じもするけれど、これは楽しい!!

 

 しかし楽しい時間は長く続きませんでした。

 

 10分もしないうちにエンジンがグズつき始めました。

 不具合の症状は治っていませんでした。イグナイターが原因では無かったのか?いや交換したイグナイター(中古品をヤフオクで入手)も壊れかけのものだったのか?

 

 そんな訳で、エアファンネルを付けた35FCRは十分に楽しめずに試乗は終わる事になりました。

 

 そして不具合箇所の修理も仕切り直しとなりました。さてどうなる事やら...