茨城、下妻へのツーリングの帰り道。
高速道路を下りて一般道を走っていて、あと20分位で自宅に着くなと思っていたところ。時刻は20時近く。
ちょっとガタガタと路面が荒れているなと思ったとき、いきなりメーターもヘッドライトも消えて真っ暗になりエンジンが止まりました。ウィンカーも点かない。
バイクを路肩に寄せながらこれはヒューズが切れたな、と思いました。
歩道に乗り上げて、スマホのライトを頼りにヒューズボックスを開けてメイン・ヒューズを抜いてみるとやはり切れている。
ダメ元で予備のヒューズに換えてキーをONにひねるとメーターの照明とヘッドライトが点く。おっと思ってセルボタンを押したらセルモーターが回りかけたところでブラックアウト。やはりダメか。
もう夜で暗いしこの場での修理は無理。それに寒い。
どうしようか?と周りを見るとすぐ目の前にコンビニがあったので、とりあえず駐車場に置かせてもらえないかな?と考える。
店に入り学生アルバイトと見える店員さんに事情を話すと、電話でオーナーさんに掛け合ってくれてOKが出ました。(最初はNGとの事だったけど、もう一度掛け合ってくれました。)
ありがたい。すっかり身体が冷えていたのでホットカフェオレを買うとバイト君はイートインコーナーを勧めてくれる。
ちょっと落ち着いたので、JAFに連絡してみる。
時刻は20時だし今日のレッカーサービスは無理かな?と思ったが、来てくれるという。出動が立込んでいるので到着まで1時間半ほどかかるというが、今日のうちに運んでもらえるのはありがたい。
しかし今のJAFの受付対応は凄いですね。スマホのJAFアプリから電話連絡したら、オペレーターは私のバイクの車種/排気量、居住所をモニタで見られるようで、それを読み上げてくれる。現在地も把握済みで、近くにコンビニがあるところですか?とまで言ってきました。
おかげで、こちらから説明したのはバイクの状況のみというスムーズさ。素晴らしい。
これで凹んでいた気持ちもだいぶ回復。
それでレッカー車が来るのを待つ間、いろいろ考え事をしていました。
実は前日に道端で炎上しているバイクを目撃していて*1、アクシデントにはあいたくないなぁと思っていたのに、その次の日にこうなるとは。
でもだんだんと自分は幸運なのではないか?と思うようになってきました。
まず、マシントラブルが発生したのが片側1車線のそれほど交通量の激しくない一般道路で、安全に路肩に止めることができた。
レッカーも今日中に来てもらえるし(翌日ならいろいろ大変だったと思う)、自宅からそう離れていなくてJAF会員の基本サービスの範疇で済む(追加料金は必要無し)というのもありがたい。
何よりも止まったところの目の前がコンビニで駐車場にバイクを置かせてもらえたし、しかもイートインスペースがありレッカーをそこで待つことが出来る。寒い夜なので本当にありがたい。(店で弁当を買って食べコーヒーも2杯飲みました。)
レッカー車は予定の時刻よりも40分ほど遅れて(途中でJAFからちゃんと電話連絡のフォローあり)到着。
バイク用のレッカー車が出払っているため、四輪用のレッカー車。それにバイクを載せて牽引するためのアタッチメントを付けて運ぶという。そのアタッチメントの取付とバイクの固定を興味深くみていました。(結構手間と時間がかかる作業でした)

JAFのサービスマンはパッと見はベテランの風格(体格?)だったけど、近くで見ると結構若い感じ。
対応や作業はしっかりしているけど気さくな感じ。何となくオタクっぽい感じもあって(失礼な表現で申し訳ない)、きっと仕事という枠を外せばクルマやバイクの話が尽きなさそう。車中でも世間話が続く。最近のレッカーで出動した話とか。
その中で「バイクやクルマに乗っている限りトラブルは必ず付いてきますから」という一言が心に染み入りました。気休めとか慰めではなく、日々レスキューに赴いていろいろな車両トラブルを見てきた人ならではの言葉に感じました。
そうこうしているうちに自宅近くに到着。バイクを下ろして事務手続きが終わった時は24時近くになっていたけれど、バイクと共に帰宅出来て本当に良かったです。
改めて今回の状況を鑑みるとやはり自分は凄く幸運だったと思います。
私は信仰心は無いけれど困った時の神頼みはするというしょうもない人間ですが、後から振り返ると何かに護られたのかな?と思える事が何回かあり、今回もそうだったのかもしれません。
* * * *
*1:転倒や事故でのクラッシュではなく走行中に燃えだしたようでした。シートの下あたりから大きな赤い炎が上がっていて、持ち主のライダーさんも手の施しようが無いという感じでした。