先日、カタナのエンジン・オイルを交換作業と一緒に電圧計を付けてみました。
IGコイルの電圧の昇圧ユニットの動作不安定の原因探求のため、バッテリーの電圧を “見える化” するのです。
やはり、もう少し状況や原因が分からないと安心して乗っていられないですから。
関連記事:IGコイルの昇圧~AQV-1216Aを付けてみた(その4:検証編)
バイク用の電圧計ってどんなものがあるのだろう? 幾ら位の値段がするのだろう?
そう思いながら試しにAmazonで “バイク 電圧計 防水” で検索してみると、結構ヒットしました。
ピンからキリまでいろいろありますが、安いものなら1,000円前後。
見た感じでは、バイク用という訳では無さそうですが、一時的に付けるだけなので、安くて小さいものなら何でも良いし、むしろこの低価格が有りがたい。
ということで1,480円(送料込み!)のものを選びました。
7セグメントのLEDで、単に電圧を表示するだけの単純なものです。
※いつものAmazonの箱に入って届きました。内容物と箱のサイズがあまりにも不釣合いでした。
中身はこの電圧計のみ。取り扱い説明書も付いていませんでした。
防水仕様とのことですが、端子部分はむき出しだったので、グルーガンでコーティングします。
あとは、コードに接続用のギボシ端子を付けるだけ。
電圧計の設置場所は、見易い場所ということでトップブリッジの部分。
用が済んだら外すつもりなので、両面テープで貼り付ける、という手抜き作業です。
※あまり格好良い物ではないですね。
配線はこんな風に繋げることにしました。
元々、長期キャンプ・ツーリングで携帯電話機とかを充電するために、シガーソケットを接続できるような仕組み(12Vとアースの接続口)を作っておいたのですが、その配線を利用することにしました。(充電を行うとき以外はシガーソケットを繋げていなくて、遊んでいる状態なのです。)
単純にギボシで繋げるだけなので不要になったら簡単に外せるし、電圧を測りたいときだけスイッチをONにすれば良いので、ちょうど良いです。
※サイドカバーには汎用のスイッチが2系統あります。そのうちの一つに電圧計を繋げます。(もう1系統の方はETCに繋げています。)
スイッチを入れてみると、ちゃんと電圧が表示されました。
ただ、日中の日差しが明るいときはちょっと見難いです。ちょっとこれは想定外。
屋外で見るようなものは液晶表示器の方がよいようです。
(まぁ手で覆ってやれば何とか読み取ることが出来ますが。)
それにしても、最近は通常の “バイクいじり” とはちょっと異なった方向へ進みつつあるような気がします。
世間一般的に“バイクいじり” といえば、オイルやグリスで手を真っ黒に汚し、スパナを握ってボルトを締めたりするイメージですが、このところ全然違う電気の分野でしかも嵌りつつあります。
いったい自分は何を目指し何処に進もうとしているのか?何て気持ちにさえなります(笑)
バイク(クルマも)いじりは奥が深いです。
ともかく、これでバッテリーの電圧(充電電圧)が測定できるので、バッテリーや充電系の状態が走行中でも把握できます。
実際、電圧を見ながら走ってみると色々な事が分かりました。
これについては次回に書きたいと思います。