先日、自宅で使用しているノートPC(HPのノートPC Pavilion g4)が壊れてしまいました。
ちょっと扱いが乱暴だったようでのHDDが壊れました。
(電源入りの後、OSの起動に進む前にHDDのエラー表示が出てそれでお終いです)
HDDを交換すれば復活できそう。でも単にHDDを交換するだけでは面白くない。
どうせならデータのアクセスが早いSSDにすることにしました。多少PCの動きが早くなるでしょうし、可動部品が無いのでHDDより故障の心配は少ないでしょう。
元々付いていたHDDは750Gbyteの容量でしたが、自分のノートPCの使い方としては、ネットの閲覧といった用途が殆どでHDDの容量はあまり必要は無し。(他にメインマシンのデスクトップPCがあるので)
なので容量は240GByteの価格の手ごろなものを選びました。
因みに、HDDが故障という事は当然ながら中のデータも全滅という事になりますが、幸いこのノートPCには大したデータを保存していなかったので、データ損失というダメージは殆どありませんでした。
HDD ⇒ SSDへの換装
HDDの交換は簡単でした。底面パネルのネジを一本外すとカバーが外せます。
HDDはただ収まっているだけなので、引っ張り出してケーブルコネクタを抜き取ります。
HDDの両端に付いているゴムのカバーを外します。
あとはSSDをHDDに代わりに組み込むだけなのですが、SSDはHDDより少し薄いです。
SSDに付属している “枠”のようなものを重ねとHDDと同じ厚さになりました。
ゴムカバーを付けてケーブルコネクターを接続してSSDを収納位置に収めて、底面のカバーを付けて交換完了です。
Windows10の再インストール
続いてOSのインストール。
このノートPCはWindows7のプリインストールモデルで、2016年の無償キャンペーン期間にWindows10にアップグレードしています。
まず、このノートPCの使用開始時に作成していたリカバリディスクで購入時の初期状態(Windows7がインストールされた状態)に戻します。
1枚目のディスクをドライブにセットして電源再起動。
表示されるメニューから“初期状態に復旧する”という類のメニューを選択すれば、後は殆ど自動的にシステムの再構築が始まります。やる事といえばディスクを2枚目、3枚目に入れ替えるだけ。
やがてシステム最構築が終了し、Windows7が起動できました。
ネットワーク(無線LAN)のパスワードの入力等、最低限の設定をしたら、続いてWindows10へのアップグレード。
以前に(2015-2016年に)Microsoftが配布していたWjndows10のアップグレードプログラムが書かれているDVDをドライブにいれてプログラムを実行。
今回の修理では、HDDを交換しているのでWindows10のアップグレードが無償で出来るのかがちょつと心配でした。PCのハードウェアが変更されたということで、もしかすると新たにライセンスの購入が求められるのでは?と。
でもやってみたら問題なくアップグレードが出来ました。
写真やメモを残さなかったので記憶を頼りに書くと....
アップグレードプログラムを起動した最初の画面でプロダクトキーの入力欄と “Windows10を新規にインストール” と "以前インストールしたWindows10の再構築” といったメニューがあり(正確には少し違う表記だったと思います)、後者を選択するとプロダクトキーの入力無しでアップグレードが始まりました。
アップグレードが終了した後、システムのプロパティを確認するとちゃんと "認証済み” になっていました。*1
この段階ではWindows10は初期の旧いバージョンなので、新しい版へのバージョンアップやいろいろな更新プログラムの適用をして、漸くひと段落。
後は必要なアプリケーションプログラムをインストールして復旧しました。
もう少し手こずるかな、と思っていましたが、意外とすんなり復旧しました。
2週間ほど使用していますが問題は無し。SSD化でPCの起動とか少し早くなり、使い勝手は良くなりました。