朝7時前に目が覚める。キャンプツーリングのときは早起きになるのだけど、随分遅くまで寝ていました。やはり疲れが溜まっていたのでしょう。
すぐにホテルの窓から外を見ると薄曇で雨が降っているのかはよく分からない。でも街をよく見ていると、傘をさしている人や、通りを走るクルマが時折ワイパーを動かしているので弱い雨が降っているのが分かる。
ホテルの食堂でバイキング形式の朝食。昨夜「夜鳴きそば」も食べたのにお腹はペコペコ。そして料理は凝ったものではないけれど、どれも美味しくたらふく食べる。
天候が回復するのが昼頃の予報で、雨の中を走るのも嫌なのでチェックアウトの10時まで部屋でゆっくりする。チェックアウトして駐車場に行くとまだ半分くらいのオートバイが残っていました。みんな考えは同じなのでしょう。
カタナの隣では黄色いドカティが出発の準備。どこかで見かけた気がするな、と思ったら、ドカティのライダー氏も昨日は稚内から走って来て、途中でカタナの後ろを走っていました、という。
ドーミーイン北見は実に良いホテルでした。もし天候が回復しかったらこのまま連泊した可能性もあったと思います。ホテルについてはいろいろ書きたいことは沢山あるのですが、それだけでかなりのボリュームになってしまうので省略します。
今日は出発も遅いのであまり遠くまでは行けない。野付半島にでも走ることに。キャンプ地は多和平にでもしよう。
国道39~国道334~国道224の根北峠を通って標津方面に進む。峠を登るにつれ雨が強くなり気温も低くなって寒くて手がかじかんでくる。昨日よりも寒い。
しかし、峠の向こう側は天気が良いはずなので頑張ってそのまま走り続ける。
やがて峠を越えて下り坂となると、徐々に気温は上がってきて雨足も弱く、と分かり易いくらいに天気が変わる。
遂に雨雲から抜け、路面もドライに。僅かだけど空には青空も見えてきました。
標津のセイコーマートの駐車場でカッパを脱ぐ。身が軽くなる。カッパを着ないで走るのは凄く久しぶりのような気がしました。
野付半島は何回か来ているので大した感動は無し。地図で見ると極細の半島で道路の両脇が海という面白そうなところですが、実際走ってみると案外普通な感じです。
野付半島を往復して、別海~中標津の辺りに来ると天気は大分回復してきて、遠く太平洋側は青空が広がっている。青空をみるのは気持ちが良い。
このような不思議なオブジェもありました。
<続く>