先週末の10月9日~10日で、草津から渋峠を越えて渋温泉へのツーリングに行ってきました。
丁度一年前も同じツーリングを企てたのですが、天候が悪くて4輪にチェンジ。しかもR292の殺生ゲート~万座三叉路ゲートが白根山の火山活動の影響で通行止めになってしまったり、雪が降ったりと自然に翻弄されました。
今年は火山活動も落ち着いていてR292もバイクでの通行もOK。時期的にもバイクで行くにはギリギリのタイミング。天候も上々の予報。
バイクもFCRキャブレターにベアリングガイドを入れたり、点火系もウオタニを装着してカタナは生まれ変わりました。日帰りツーリングでは上々ですが長距離を走ってどんな感じか試してみたい。ツーリングは走る実験室です。
バイクでの遠出/泊りツーリングは久しぶり*1なので、いつものツーリングバッグに荷物を積めていると遠足の前夜のようワクワクします。
宿泊なので大した荷物にはなりません。替えの下着に洗面道具、スマホの充電器、カメラ、念のためのカッパも入れておくか。ノートPCも持っていくつもりでしたが思い直して止めました。旅先でまでパソコンを使うことはないし。代わりに読みかけの文庫本を入れました。
出発の土曜日。意外と天気は悪くて空は厚い雲に覆われていました。う~ん、何とか保てば良いのだけど。
関越道の高坂SAで休憩。夏の北海道ツーリングで新潟港に向かうときいつも寄っていたSA。久しぶりちょっと懐かしく感じました。
カタナの調子は上々。ウオタニの効果は素晴らしく、高速走行も実に余裕を感じます。ギアが5速でもアクセルを開ければグイグイ加速していきます。
一方で空模様は今一つのまま。時折パラパラと雨が降ってきたり。スッキリ晴れていたら最高なのですが。
関越道を渋川伊香保ICで下りて、県道35号線でまずは草津を目指します。
一時パラパラと雨が降って来てカッパ着用したり(幸い雨は長くは続きませんでした)、道も思いの外混んでいて思うようなペースで走られなかったり、と。それでも久しぶりの遠出は楽しいです。
草津を過ぎると道は空いてきましたが、今度はガスが出てきました。渋峠までのワインディングを楽しみにしていたのですが....
エメラルドグリーンの火口湖「湯釜」もガスで見られず。国道の日本最高標高地点もガスで景観は望めず。展望スペースの駐車場も結構混んでいたので素通り。一気に渋峠まで走りました。
しかし久し振りにバイクで走って気付いたのですが、このルート、尾根のような所が所々あってバイクで走ると何とも言えぬ解放感というか爽快感があります。クルマではあまり感じられなかった感覚。スッキリ晴れていたらどんなに良かったか。
渋峠のスキー場では何やらフェスが行われるようで、スタッフらしき人達が準備に勤しんでいました。何のフェスですか?と訊いたら「星空を見ようというフェスなんですが...」。天気ばかりはどんなに頑張ってもどうしようもありません。
峠を少し下ると少し天気は良くなってきました。長野側は天気はまずまずだったようです。
とは言え、やはり今一つの天気/景色であるので長居はせずに宿に向かいます。紅葉は明日の楽しみにしておきましょう。
サクっと走って渋温泉に到着。
宿は去年と同じ「松屋 洗心館」。宿の駐車場には他のバイクも。この宿でライダー向けのプランを設定していたこともありますが、この日の渋温泉街には沢山のバイクがとまっていました。
(続く)
*1:去年は西湖にバイクでキャンプしに行きましたが、あそこは日帰り圏内なので。