自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのカウルのクリア塗装 ~ 結構難しい

 カウルのに塗ったシルバーの塗装を1週間ほど乾燥させたところでクリア塗装を行いました。シルバーとかメタリック系の塗装にはクリアの上塗りが必須です。

 

 そのクリアの塗料を何にするかで少し迷いました。考えた選択肢は3つ。

O-1 ソフト99シリーズの普通のアクリル塗料

O-2 二液混合タイプのウレタン塗料

O-3 エナメル塗料

 

 アクリル塗料は気楽に扱えますが、ガソリンとかに簡単に溶けてしまい塗装膜はあまり丈夫ではありません。

 

 二液混合タイプのウレタン塗料は耐ガソリン性もあり塗装面も丈夫とされていますが、ウレタン塗料の上からはアクリル塗料が塗れないそうで、再びカウルの補修が生じて再塗装をする場合はかなり面倒そうです。

 

 エナメル塗料は、以前コールマンのガソリンストーブの塗装に使ってかなり好印象を持っています。

sword749.hatenablog.com

 ガソリンがかかっても塗装は平気だし、手荒く扱われるストーブでも塗装が剥げたり割れたりすることはありません。ちょっと塗装膜が柔らかいように感じるのがやや気になるところですが、バイクの塗装にも結構適しているのではないかと思っています。

 ただ、これもウレタン塗料と同様にアクリル塗料を上塗りすることが出来ないので、今後のカウル補修を考慮するとちょっと躊躇してしまいます。

 

 

 考えた結果、カウルの再塗装をする可能性(またカウルの補修が生じることもあるだろうし、シルバーの色が気に入らず再塗装したくなる可能性もある)が結構高いだろう、と今回はアクリル塗料を使う事にしました。

 

 因みに使ったのはホルツのクリア。たまたまソフト99のが品切れだったのでこちらを選びました。

 

 

 

 

 クリア塗装は塗装膜の厚みと光沢が欲しいので、一本全部を使いました。

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たっぷり塗ったのできれいな光沢が得られました。

 

 でも、失敗もしてしまいました。やはり吹き付けすぎてちょっと垂てしまいました。塗料が透明である故にどのくらい塗料が吹き付けられているのか分かり難いです。これは経験を積むしかないですね。

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このようなタレが2か所ほど。


 

 また、シルバー塗装よりも乾き具合が違っていてうっかり敷いていた新聞紙がくっついてしまったり。(カウルの下側でまず目につかないところなので手直しは止めておきました)

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 クリア塗装は意外と難しいです...