今年も「河口湖自動車博物館」にゼロ戦を見に行ってきました。
ここ数年、毎年8月の恒例となっておりますが、去年は新型コロナウィルス禍で開館できなかったので2年振りとなります。

相変わらず度肝を抜かれる凄い展示物がゴロゴロしています。


飛行館の建物の外からもプロペラやエンジンカウルがちらりと見えています。展示物にそう変わりは無いだろうし、同じものを何度も見ても...と思いつつやって来たのですが、やはりテンションは上がります。


中に入るとまず目に飛び込んできたのはジュラルミンの隼。
あれ?隼は前回(一昨年)のときに既に塗装が施されていたはずだが?...
えっ!?隼が2機!!

前回見た隼は空中に吊るされて展示されていて、新たに復元された(まだ途中のようですが)隼が加わっていました。これは驚きました。プロペラが三翅なのでⅡ型(後期型)ですね。


1機加わったことで展示のレイアウトも少し変わっていましたが、ゼロ戦の21型と52型は主役であることに変わりありません。




しかし、小さな倉庫のようなところにこのような機体が所狭しと置かれているのをみるのは、ある種贅沢な事かもしれません。


一式陸攻も少しずつ復元が進んでいるようです。どこまで復元させるのか...機体全体となると置き場所の問題も出てきそうです。

そして一番の驚きは、新たに艦上偵察機「彩雲」の復元が始まっている事でした。
何年か前、今天井から吊るされて展示されている「隼」の復元開始時もこの位置にこんな風に展示されていました。数年後はきれいに復元された彩雲がここに加わるのでしょうか。


今回は紹介したい事が沢山あるので何回かに分けて掲載しようと思います
(続く)
※「河口湖自動車博物館」は毎年8月のみの開館です。今年も8月1日~31日まで開館しています。