2023年のバイクシーズン・インと共にフロントブレーキのディスクとパッドを交換しました。
ブレーキディスクは750カタナの頃から使っていたもので、厚みがもう使用限界なのと、低速時に軽くブレーキをかけると軽いジャダーが出るようになっていたので。ブレーキパッドも替え時でした。交換パーツは昨年のうちに手配済みです。
ブレーキパッドは定番の赤パッド。以前使って好印象でストリートユースにはいろいろバランスの取れた良いパッドだと思います。
早速作業を始めます。
ジャッキアップしてサクっとフロントホイールを外します。スピードメーターを換装してメーターワイヤーが無くなった事で凄く作業がしやすくなりました。
ホイールからブレーキディスクを外していきますが、普段回していないボルトを緩めるときはちょっと緊張します。幸いどれも固着はなくボルトはスムーズに回り、無事にディスクは外せました。
ホイールとディスクの間に挟んでいた自作のスペーサー(右)とヤフオクで購入したスペーサー(左)。こうしてみると手作りの自作スペーサーも結構よい出来です。
これはブレーキディスクの裏に入れていたブレーキの鳴き止めのシム。カワサキの純正部品。ZZ-Rのブレーキディスクはこのシムを入れないと低速域での ”キィ~~” というブレーキの鳴きが酷かったです。(このシムを入れたら全く鳴かなくなりました)
今回はサンスターのブレーキディスクなので、このシムは入れずに組んでみることにしました。(もし鳴きが出るようならば入れてみるという事で。)
新しいディスクを組み付けて行きます。
購入したスペーサーは機械加工なだけあって精度もばっちり。
その上にサンスターのブレーキディスクを乗せてボルト留めしていきます。ボルトの指定締め付けトルクは15~25Nm。締め付け具合の感覚を養うためにトルクレンチを使って21Nmで締めてみましたが案外軽い締め具合。自分の手の感覚で締めると細めのボルトは過剰なトルクで締めがちなので気を付けねばなりません。
反対側のディスクも付け替えて、ホイールをバイクに取り付けました。
ブレーキディスク単体で見ていたときは、スポークがゴールドで派手だなと思ったのと、スポークのデザインも地味で面白味が無いなと思っていましたが、こうして組付けてみると悪くないなと思います。
(ブレーキパッド交換編に続きます)