自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

最終兵器!? ウオタニの導入を決意

 ここ2年ほど落ち着いていたカタナ号の改造ですが、また悪い虫が騒ぎ出しました。

 今回はついに「ASウオタニ SPⅡフルパワーキット」を導入することになりました。

 

 切欠は6月のトラブルです。結果的にハーネスの不良ということで落ち着いたのですが、以前から点火系、特にイグニッションコイル(IGコイル)の劣化/故障については懸念していました。

 比較的故障のリスクの高い部品で、以前乗っていたナナハン・カタナでもIGコイルがぱっくり割れるというトラブルに見舞われています。

 あれは何の前触れもなく突然壊れました。しかも巻き添えでイグナイターまで壊れてしまいました。前兆らしき症状があれば予め部品交換するとかできるのですが。

 寿命の目安は分からないですが、今乗っているカタナも走行距離が6万キロを超えているし、そろそろ交換しておいた方が良いかなぁと考えているところでした。

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割れたIGコイル。

 

 

 余談ですが、IGコイルはエンジンの直上にあるので、熱で劣化が加速されるのかもしれません。

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これは750カタナです。赤矢印で指しているのがIGコイルです。

 

 ちなみに、国内仕様のカタナは元々IGコイルが有った場所にクラッチのアシストモーターが設置されたので、IGコイルの搭載位置は後ろ(シリンダーヘッドとキャブレターの間)に変更されています。エンジンからは少し離れているので熱的にはいくらかマシになっているのかなぁと思ったりもします。

 ん?そういえばクラッチのアシストモーターはよく壊れるらしいですが、もしかするとエンジンの熱が原因だったのかな?

 

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国内仕様のカタナはこのようにIGコイルの取り付け位置が後ろにずれています。
クラッチアシストモーターは撤去済み)

 

 

 

 話しが逸れましたが、そろそろIGコイルを新しいのに替えておくか、と部品代を確認したところ、2個で2万7千円と結構いい値段がします。

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この型番のコイルは国内仕様以降のもので400カタナと同じものです。それまでのものより取り付けボルト穴のピッチ(間隔)が狭くなっているので、海外モデルには付かないです。(付ける場合にはアダプターが必要)

 

 

 3万円近くも出して予防整備で部品交換するのは(しかも20年前に設計された部品)なんか勿体ない。性能がアップする訳でもないし。。。。いろいろ考えているうちに、いっそIGコイルとイグナイターを丸ごと「ウオタニ」に替えてしまおうかという考えがもくもくと湧いてきました。

 プラグの点火が強力になるだけではなく、点火タイミングも進角/遅角いろいろ変えられ面白いらしい。ユーザーレビューを読む限り確実にパフォーマンスは上がる模様。

 バイクメーカーの純正部品よりもコストは十分にかけているだろうから耐久性もあるだろう。。。。

 それに妖しく光る青いアルマイトが何とも格好良いではないか。

 

 問題は費用ですが、今年は夏の北海道ツーリングに行かないのでそのお金を充てれば良い....と自分を納得させる材料もあり。

 

 そうこうしていたら定価より大分お安くなっているショップを見つけてしまい、とうとうポチってしまいました。

 

(続く)