ようやく「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に到着しました。
こう言って何ですが、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に入場しなくてもガンダムの姿は大半を見る事が出来ます。丁度ガンダムが動く時間帯で大勢の人がフェンスの外から眺めていました。チラ見せで入場に誘う作戦かもしれませんが、これでは逆効果だと思います。
公開開始(2020年12月)から結構時間が経過していることもあり、休日ではあるものの混雑という程では無い程々のお客さんの入りという感じでした。
コロナ禍という状況であるので観客の大半は日本人でしたが、外国の方もちらほらと見受けられました。かなり熱心なファンがいるようです。もしコロナ禍でなければどんなだったでしょう。
チケットは当日券の購入が可能でしたが、ドックに入られる「GUNDAM-DOCK TOWER」のチケットは人気があるようで売り切れとなっていました。
入場特典としてガンプラを頂きました。対象年齢が低目の簡単なものですが、こういうプラモデルって嬉しいです。子供の頃を思い出します。(子供の頃だと家に帰ったら直ぐに作ったものですが、今は "非売品だし開封するのが勿体ないなぁ” と余計な事を考えてしまいます。)
ガンダムが動くスケジュールは毎時の45分にドックから出てきて、20分にドックに戻るというルーチンとなっていて、それ以外は静止しています。
でも場内には「GUNDAM-LAB(ガンダムラボ)」という”動くガンダム”の構造や技術などを展示したブース、ガンプラをはじめ様々なグッズを販売しているショップ、カフェがあり、ガンダムが動くまでの間もそう退屈せずに過ごすことが出来ました。
で、肝心のガンダムの動きですが、正直言ってやや物足りなかったです。動作のパターンは少ないし、歩き回ったりする訳では無いので。
まぁこれは公開直後からYoutubeに掲載された動画を見てしまってどんな動きか分っていたので感動が薄くなったといのもあります。
今から思うと、横から見た方が脚の動きがよく見えて、動作も大きく見えてもっと迫力があったのではないかと思います。
当初期待した動作とはかなり違ったものでしたが、動くガンダム製作のプロジェクトメンバー達も現状には満足はしていないようです。ガンダムラボに掲載されていたメッセージにはまだ道半ばであるといったことが書かれていましたし、出入り口近くのフェンスにはガンダムの原作者の富野さんのこんなメッセージが掲げられていました。
以前この動くガンダムのプロジェクトのドキュメンタリー番組を見て、その困難さは一応理解していたのですが、建築物としての法規制に対応しなければならないというのには意外でした。将来、技術的な問題がクリアされても法規制に引っかかって歩行させることが出来ない、とならなければ良いのですが。*1
今回はガンダム放送40周年のプロジェクトとのこと。50周年もまた何かやるんじゃないかという期待も感じさせられました。楽しみにしたいと思います。