今年は河口湖自動車博物館には2回行きました。
1回目はクルマで行って飛行館に。
2回目は自動車館。ステータ・コイルの交換で充電トラブルから復活したカタナで調子を見がてら行ってきました。
この日は珍しくカタナを3台みました。
いずれも前後ホイールはノーマルで、手を入れているのはマフラーやブレーキキャリパーくらい。
改めてみるとカタナは19インチの大径のフロントタイヤありきのデザインなんだなぁと思いました。タレ角の大きめのハンドルバーや存在感があり過ぎると感じていたバックミラーも19インチのフロントタイヤの大きさとバランスがとれているし、ノーマルのマフラーも悪くないと思えてきます。オリジナルのデザインは完成度が高いのだなと再認識しました。
私のカタナの調子は上々でした。
スピードメーターのサブディスプレイを電圧表示にしてずっとチェックしていましたが、電圧はアイドリング時が13.6±0.1V、走行時は最大瞬間で14.1V(バッテリー端子の電圧より0.2Vくらい低い値が表示されます)。電圧を少々抑えるためテールランプ(ライセンスランプ)をLED電球から白熱球に戻したのでこんなものでしょう。
新しいUSB電源ポートも使い勝手良し。エンジンもサスペンションもブレーキもタイヤも上々です。
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河口湖自動車博物館の自動車館ですが、展示物は去年と変わり無いようでした。
展示車両中心に書いたら昨年の記事と同じになってしまうので、今年はちょっと面白いなと思ったところを中心に紹介します。
昨年の訪問記はこちら。
- 河口湖自動車博物館~自動車館・1886-1950 - 自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~
- 河口湖自動車博物館~自動車館・1950-2000 - 自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~
- 河口湖自動車博物館~オートバイ - 自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~
- 河口湖自動車博物館~幻のエンジン - 自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~
とは言え、タイレルP34は外せません。ハコスカGTRと共に今年も展示されていました。
この展示スペースの壁は昭和(昭和40年代でしょうか)の街並みが描かれていますが、アドバルーンの幟は「河口湖自動車博物館」になっていました。気付く人がどれだけいるか。私も去年は気付きませんでした。仕事が細かいです。
これはガソリンの給油器かな?「Mobilgas」と書かれているのでかなり古いものでしょう。ペガサスのロゴが印象的です。
これも給油器でしょうか。これもハンドルを回してガソリンを送り出すのでしょう。
去年はチラ見で通り過ぎたエンブレムのショーケース。じっくり見るとなかなか良い。古い自動車のエンブレムは趣きがあります。
そういえば、昔JAFに入会したとき、このショーケースに入っている丸いエンブレムが貰えたと記憶しております。数年前にJAFに入り直した時は何も無かったので廃止されているのでしょうね。
今の自動車には取り付けても似合わないと思うけど、なんかこういうものが無くなっていくのはつまらないと思います。
CIBIEのランプ。今やクラシックな趣きを感じますね。
去年は気付かなかったけど、陸王には菊紋章が付いるんですね。
フェラーリの美しい跳ね馬のエンブレム。
独特なアルファロメオのグリルとエンブレム。このエンブレムは中世的な雰囲気があり、個人的には最もカッコイイ自動車エンブレムだと思います。
スバルの水平対向12気筒のF1エンジンは今年も無造作に置かれていました。貴重な物なのに。こういう雑な感じもこの博物館の面白いところです。
これも貴重な書籍だと思います。
何故こんなものが?というものもありました。
展示なのか置いてあるだけなのか?このミシンは足踏み式のもの。昔、家に有りました。
サザエさんの、これは何というのかな?こんなものも展示されていました。自動車とは全く関係ないのに。
何故かラジカセも。スイッチ、ダイヤルだらけ。時代を感じます。
外の駐車場脇に置かれていたベンチは、肘掛部分が丸い輪になっていました。自動車の車輪を表現しているのかも。近くに居た子供がお父さんに言っているのを聞いて成る程と思いました。
今年の夏も楽しい一時を過ごせた河口湖自動車博物館でした。
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