この前のGW、天気も良いしちょっとはカタナを走らすかと出かけ、調整したハンドル角の具合も良く気持ちよく走っておりました。が、途中で何気なくメーターの表示を電圧計に変えてみると...なんと表示は12Vを下回っております。
通常、走行中の電圧は13V後半~14Vくらい。これはまもなくエンストするパターン。急いで道路わきの空スペースにバイクを止め点検を行いました。
それにしてもよくも電圧をチェックしたものです。普通なら完全にバッテリーが上がって途方に暮れるパターンなのですが。我ながら大した危機回避能力です。
症状からしてレギュレートレクチファイアとの接続コネクター近辺が怪しい。昨年の補修箇所が完全ではなかったか....
シート外し、エアフィルターケースを外して当該箇所を確認。見た目に異常は無し。
コード内での断線、接触不良を疑い、コードの曲げ角を変えてみてエンジンをかけてみました。
バッテリーは上がりかけていてセルはまともに回らないので押し掛けでエンジンを始動。メーターの電圧表示はアクセルを煽ってエンジン回転を上げると上がるので、完全ではないものの一応は復旧した模様。何とか帰宅は出来そうです。
ということで、晴天の下沢山のバイクが楽しそうに走っていく中帰宅しました。
で、改めて問題箇所の確認、補修を行いました。
昨年補修箇所はそう問題があるようには見えません。ただしコネクター周辺のコードの取り回しが窮屈というかコードにストレスがかかるような曲げになっています。まぁスペースの少ない(というか無いといってもよい)バイクだと仕方無いのですが。
これはレギュレートレクチファイア側のコード取り回しも含めて考えねばなぁ。コードの長さも少し変えないといけないかもしれません。
そう思いながらレギュレートレクチファイアを車体から外してみると....おっ、マイナス側の端子の付け根部分が切れかけていて、カプラも溶けています。
これが原因のようです。ここはレギュレートレクチファイアをMOS-FETのものに替えた時に端子の付替えをしたところ。ブログを確認するともう7年も前のことですが、端子圧着とか作業が甘かったようです。
端子を付け替えカプラーも交換。
エンジンをかけてみると電圧は軽く13V後半まで出ました。少しエンジンを吹かしてみると14Vまで出ました。トラブルが起きる前よりも0.1~0.2Vくらい電圧が上がりました。
しかし、ハーネスとか配線関係の作業は地味だけど重要なぁと改めて思いました。端子付けとかもケーブルの取り回しやコネクターの向きとかも十分に配慮しなければ(太いケーブルなら特に)。今後のバイク弄りへの反省事項です。